
KANPYO

「ゆうがお」という大きなウリ科の実をヒモ状に剥いて、乾燥させたもので、カルシウム・カリウム・リン・鉄分等を多く含み、さらには食物繊維も豊富に含んでいます。「かんぴょう」は、全国の収穫量の99%を栃木県産が占めています。県南部で多く生産されており、壬生町・上三川町・下野市・小山市で全体の96%をしめています。(H28年産)

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ゆうがおの植え付け
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ゆうがおの開花
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ゆうがおの実を収穫
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かんぴょうむき
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ビニールハウスで乾燥
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できあがり

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かんぴょうの保存方法
漂白かんぴょうは直射日光を避けて涼しいところに保存してください。
特に無漂白かんぴょうはカビや虫がつきやすく、変色しやすいため、密封し冷蔵庫での保存をおすすめします。 -
かんぴょうのもどし方
かんぴょうは、さっと洗い、小さじ1杯の塩をふりかけ両手でよくもみ、弾力が出るまでやわらかくし、もう一度水で塩を洗い流し、新しい水に5〜10分ひたして水気を絞ります。
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便利な利用方法
もどしたかんぴょうをたっぷり熱湯で5〜10分茹で、よく水洗いした後、調理目的に合わせた長さに切って、1回の使用分ごとにラップに分けて冷凍します。
味噌汁、炒め物などは、冷凍のまま調理し、サラダ、和え物などは湯水で軽く洗い、解凍してから利用します。 -
「1月10日」はかんぴょうの日です
漢字のかんぴょう(干瓢)の「干」の字が「一」と「十」で成り立っていることから、「1月10日」を「かんぴょうの日」と制定しています。
栃木県園芸特産振興協会(現:(一社)とちぎ農産物マーケティング協会)が平成12年度に制定しました。 -
「ゆうがおの実」は
「かんぴょう」として食用だけでなく、
「ふくべ」としても利用されています。※「ふくべ」とは?
「ゆうがおの実」のことで、この果肉を剥いて干したのが「かんぴょう」です。種を取った「ふくべ」は、中が空洞になり、乾燥させると皮が固く引き締まり細工物の材料となります。